おやじが沖縄にいる間に腎臓移植について、腎臓移植専門の先生の外来を受診しました。
おやじは今日東京に帰らなければいけないというハードスケジュールでしたが、移植についていろいろ聞くことができて、すごく勉強になりました。とにかく先生がものすごい勢いで1時間30分しゃべりたおしました。
なかでもビックリしたのは、腎臓移植に関しては福岡が症例が多いということ。(多いって言っても、年間38件(だったかな?)しかやってないんだけど。)
現在腎臓移植待ちの患者さんが日本国内に約1万人いるのに対して、実際に移植できる患者さんは約1000人しかいないということ。
日本ではまだ移植という医療が浸透していないからと先生が言ってました。そして、『・・・まぁ、僕たちが実績を積んでいることで年々移植に対する理解が広まってるんだけどね』と言って、そこそこアピられました。
でも移植をしたからと言って、その腎臓が一生保つかと言ったらそうでもないらしく、移植した腎臓は平均10年しか保たないそうです。使えなくなった後はまた透析の生活に戻ると言うことみたいです。どっちにしろ辛いね。
例えば今移植をして、10年後は34歳。まだバリバリ働けるよね。
でも移植をしたら、子供だって授かることが出来るし、なんの制限もなく普通の人として生活できるし、透析よりも寿命が伸びる。
だけど家族からもらうのはなんか気が引けるし、かと言って、ドナー待ちだと10年は待たなくちゃいけない。
沖縄県では、この前8年待ちで移植できた人がいるらしいけど、それでも最短記録らしいです。
今移植するのと、10年後に移植するのと、どっちが得かな。
目先の欲を考えたら、今すぐにでも移植したいけど、今我慢して10年後に移植して寿命を延ばすのも捨てがたい。
うーん、もうちょっと悩んでみます。
PR